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Blogブログ・国語の力を伸ばすために
Blogブログ・国語の力を伸ばすために
2021.07.05ブログ・国語の力を伸ばすために
褒めて伸ばす
前掲の作文は2本とも、昨年の4月から教室に通ってきてくれている小2の生徒が、小学校の週末の宿題として課された日記(2本目、友人の名前を〇〇ちゃんと表記変更したのみ。原文まま。赤字は担任の先生のコメント)です。
さて、みなさんはこれをお読みになってどう思われましたか?
原稿用紙の使い方が間違ってる?文法的におかしなところがある?
もちろん、そういう面が大人の目に付くのは百も承知で申しますと…
「この作文は素晴らしい!!」です。
実際、授業終了後に日記帳を見せてもらった私は、この作文のあちこちに花丸を追記しました。
そして生徒をおもいっきり褒めました。
今日のブログタイトルは『褒めて伸ばす』です。
もちろんそういう意図もありましたが、本当に感動を抑えられなくて思わず泣きそうになったのでした。
小学校の担任を任されている先生方は、日々のお仕事に忙殺されています。
それを理解して、それでもなお、担任の先生が、この作文の『内容』についてしかコメントをつけていないことに腹立たしささえ覚えました。
そこに、小学2年生の宿題として、日記を課している意味が見いだせなかったからです。
日本の作文教育は、いまだに『書く技術』や『文章の形式』を軽視する傾向にあるんだなぁ…と残念にも思いました。
こんな指導をしながら、無謀にも低学年のうちから、読書感想文や学校行事の作文を課し、入試で意見作文や小論文を限られた時間内に書き上げることを求める…
そんなの無理に決まってます!
毎週末、日記を『宿題』として課すならば、それは必ず『次』に繋がる作文技術の向上を目指すべきだと私は思います。
次回、この作文のどこを評価し、どこをどうすれば『書く力』をきちんと伸ばすことができるのかをお伝えします!!
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